離婚問題や男女間のトラブルは、金銭的なやり取りが中心となる経済的問題とは大きく異なり、その本質は感情的な争いにあるといえます。離婚を検討している時点で未成年のお子さんがいらっしゃる場合には、親権取得の問題も相まって、感情的な対立がより一層大きくなることもあるでしょう。
親権を取得した親が、後に他方の親に子供を会わせなくなるといった問題はしばしば見聞しますが、その背景には必ずといっていいほど感情的な対立があるものです。
このような離婚問題や男女のトラブルについては、当事者だけで問題を解決しようとしても、冷静に協議することすらままならないことも多いと思います。事案によっては、力関係の強い方(多くの場合、夫でしょう。)の言われるがままに、一方的に話が進められてしまう恐れも否定できません。こういう危険は、川越であろうが、熊谷であろうが、東京であろうが場所に関係なく存在します。
そのようなときは、迷わず法律の専門家である弁護士へのご相談をお勧めしますが、ただ、どの弁護士に相談しても同じということではないので注意が必要です。
上記のとおり、離婚問題や男女トラブルの背景には当事者間の感情的な対立が潜んでいますから、そのことにしっかりと目を向けられる、経験豊かな弁護士を選ぶことが重要です。もっとも、自らを“離婚に強い弁護士”、“離婚事件の経験が豊富な弁護士”などと言っている弁護士であっても、それだけで信用することはできません。この点については“離婚に強い弁護士”のページもご参照ください。
離婚問題については、弁護士なら誰でも、ある程度の対応が可能だと思います。ですが、どの弁護士に依頼をしても全く同じだということではありません。依頼者の心の痛みを感じながらも、依頼者にとって何が一番利益になるのかを冷静に判断できる弁護士があなたには必要です。
弁護士吉村実や弁護士法人ポートで共に勤務する弁護士は、離婚問題のみでなく、不貞(浮気・不倫)による慰謝料請求等を含めて、男女間のトラブルに関しては常時複数の案件を担当し、十分な知識と経験を有しています。
お困りのときには、是非、お気軽にご相談いただければと思います。また、こちらもご参考になさってみてください。
弁護士 吉村 実