昨日は、今年最後の宇宙法研究部会の開催日でした。そして、部会終了後に忘年会が開かれました。例の流行り病のために、忘年会はこの数年取り止めとなっていましたが、やっと開くことができました。
近頃は、概ね元の日常生活に戻ってきた感じがしますが、タイミングによっては大人数で集まって飲み会を開くことが難しいこともあると思います。そういった意味では、まだまだ緊張感の残る日々ではありますが、現状、流行り病の大規模な流行も発生していないようで、予定どおり忘年会を開催することができました。
久しぶりに行われた忘年会では部会員同士の交流を図ることができました。宇宙法に関する話題はもちろんのこと、普段の弁護士業務のお話などもお聞きすることができ、部会員の皆さんのお人柄や日常生活などを知ることができました。とても楽しい時間でした。
もちろん、忘年会の前には、通常どおり、宇宙法研究部会が開かれたわけですが、昨日の部会では、株式会社アクセルスペース代表取締役CEOの中村友哉氏の部会内講演(宇宙法研究部会員だけが聴講できる講演会)が行われました。
アクセルスペース社は、日本の小型衛星業界のフロントランナーとして、世界初の商用超小型気象衛星「WNISAT-1」や地球観測プラットフォーム「AxelGlobe」など、ハードウェアに留まらず、サービスも含めた宇宙利用で業界をリードしてこられた企業であり、現在は東京・日本橋のオフィスにクリーンルームを併設し、実際に日本橋で衛星を開発・製造されているとのことです。
宇宙空間を有効利用するためには(小型)衛星を打ち上げていくことが重要なわけですが、我が国の企業がこの分野の最先端を走り、世界を引っ張っていっている姿を今日のお話からお伺いすることができ、とても頼もしい気分になりました。
中村様、本日は、貴重で興味深いを話をどうもありがとうございました。
そして、このブログの読者の皆さま。
今年もお世話になりました。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。