この数日、かなり気温が低くなってきました。先週は夏を思い出させるような暖かな日が続きましたので、急激な気温の低下となりましたが、皆さま、体調など崩されていないでしょうか。
本格的な冬を迎えるにあたり、ご自身と周囲の環境を暖かくして、これからの季節を楽しんで行きましょう!!
さて、本日の宇宙法研究部会ですが、部会員による通常の調査報告以外に、来週11月27日(月)に開催される宇宙法セミナーについての打合せが行われました。現時点で230名を超える方のご参加希望が表明されているとのことでした。
弁護士会(の機関)が主催するセミナーは、100名の方にご参加いただければ大成功といわれる規模で執り行われることが多いのですが、そういったことからしましても、今回の宇宙法セミナーに対する皆さまのご期待の大きさが伺われます。
今回のセミナーで登壇される部会員の先生方も気合が入っていると思います。まだまだご参加申込みは可能ですので、ご興味がおありの方は、遠慮なくお問合せいただければと思います。
さて、本日の宇宙法研究部会の本題ですが、恒例の調査報告は、「宇宙で暮らす科学技術」と「宇宙資源開発とルールメイキング」といったテーマの2本立てでした。
本日のテーマは、ゴリゴリの法的議論というよりも、科学技術の分野を考察し、それを踏まえた規律についての議論を展開するものでした。
宇宙法の分野は、我々にも馴染み深い憲法、民法、刑法等の法規範とは異なり、最先端の科学技術とも密接に関連している内容が多く含まれます。そのため、我々法律実務家も、ある程度はそういった科学技術に対する知識・理解を有していることが必要となります。
しかし、科学技術に関する情報を各弁護士が個人レベルで収集したり、学んだりすることは、現実問題として効率がよくありません。そこで、我が宇宙法研究部会での調査報告が部会員の研鑽の場として機能しているわけですが、本日の部会は、そのことを再認識できる会合でした。