今日は「宇宙」に行ってきました！
というのは気分だけでして(笑)、つくばにあるＪＡＸＡさんの「筑波宇宙センター」にお邪魔させていただきました。「筑波宇宙センター」では、まずＪＡＸＡさん主催の意見交換会に参加し、その後、施設見学をさせていただきました。
意見交換会では、スペースデブリ（デブリ・宇宙ゴミ）の問題がテーマに取り上げられ、宇宙技術分野の最先端で活躍されているご担当者様からご説明をいただきました。
デブリは、このまま放置し続けますと、人工衛星等に衝突して大きな被害を及ぼす恐れが高く、すぐにでも取り掛かるべき問題です。しかし、関係各国の腰は重く、実効性のある規範（ルール）がいまだに作られておりません。
そこで、ＪＡＸＡさんでは、日本由来のデブリ（日本が打ち上げたロケットや衛星から生じたデブリ）の除去を行うことで、デブリ除去に向けた世界的な流れを率先して作っていくという方針のもと、この問題に取り組まれているとのことでした。
意見交換会が終わった後は、お待ちかね！施設見学ツアーに参加しました。日本で最大規模の宇宙航空開発施設を、ＪＡＸＡのご担当者様にガイドしていただけるツアーということで、とてもワクワク、かつ、知的好奇心のみたされる時間となりました。
このブログでも何度か取り上げております国際宇宙ステーション（ISS）には、米国、ロシア、欧州、カナダなど世界１５か国の一員として、日本も「きぼう」（日本実験棟）を開発し、参加しています。今回の見学ツアーでは、その「きぼう」の運用管制室や宇宙飛行養成エリア等を見せていただきました。
国際宇宙ステーションや宇宙飛行士という言葉は聞き慣れない言葉ではありませんが、他方で、ほとんどテレビやニュースからしか耳に入ることがなく、どこか遠い世界のような感じがしていました。
ですが、今回このツアーに参加したことで、宇宙という壮大な現実がグッと身近なものに感じられ、これまで以上に興味が湧く、貴重な体験をさせていただきました。
このツアーは、https://fanfun.jaxa.jp/visit/tsukuba/tour.html のHPから個人でも参加を申し込めるようですので、ご興味がおありの方は、是非参加されるといいと思います。きっといい経験になることでしょう。
今年も、第一東京弁護士会 総合法律研究所 宇宙法研究部会の活動をブログにとり上げて行きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。