先週金曜日の夜は、大学時代の同級生たちと、渋谷で約1年半ぶりに一杯やりました。
我々の母校は、中央大学法学部法律学科なのですが、伝統的に法曹を目指して入学してくる人も少なくありません。
ですので、大学に入学した直後から、大学の授業とは別に司法試験に向けた勉強を開始する人たちがいます。その人数は、大体クラス(四十数名)の半分くらいです。
そうすると、クラス単位で行われる小教室での授業では、必然的に司法試験受験組が教室の前半分に座り(マジメな学生)、金曜日のメンバーたち(どうしようもない学生)は教室の後ろ半分に座る、という構図になります(笑)。
ちなみに、私は、現在弁護士をしておりますが、大学生の時には弁護士になどなるつもりは全くなく、ただひたすら体力の続く限り遊ぶ毎日でしたから、後ろ半分のメンバーになりました。
また、金曜日のメンバーには、私などよりもはるかに優秀で、レベルの高い弁護士が一人含まれていますが、彼は圧倒的に能力が高いため、“ガリ勉”スタイルになる必要もなく、むしろ後ろ半分の主要メンバーとして活躍していました(笑)。
話をもとに戻します。
我々も、大学を卒業してから早くも四半世紀が過ぎました。
それでも、後ろ半分のメンバーたちは数年に一度くらいのタイミングで集まり、大学時代と同じように、全く中身のない話をただただ笑いながら話し続けています。
今回は、1月17日のブログでご紹介した友人との再会がありましたので、一度近いところで会おうということになり、連絡をとった結果6人が集合しました。
彼らと会うといつも思うことですが、建設的な話など一切出てくることがなく(笑)、いつも同じような、くだらない話の繰り返しになります。
ただ、彼らと一緒にいる時間は心の底から笑うことができ、私にとって、とても嬉しい、大切な時間となります。そして、この時間が、厳しい社会生活を乗り越えるパワーを与えてくれます。
学生時代の仲間たちが、将来、こんなにも自分に力を与えてくれるとは、当時全く思いもしませんでした。
人生において、健康やお金は当然必要なものですが、学生時代の仲間たちも同様に、欠くことのできない大切なものであることを改めて実感した夜でした。