日経新聞に“サイバーデブリ”の記事が載っていました。
“サイバーデブリ”というのは、大雑把にまとめますと、ネットに接続されたまま放置されている機器類のことをいうようです。
IoTが普及すると、日常生活に利用する様々な家電製品等がネットに接続されることになります。
しかし、その家電製品等が不要になった後も、そのまま放置されていれば、それがまさに“サイバーデブリ”になるということです。
宇宙開発の分野では、使用済みの人工衛星やロケットの残骸等が“スペースデブリ”として問題になっていますが、地球上においても、新たな“デブリ”問題が発生しているということですね。
今までは、使わなくなった家電をそのまま放置しておいても、火災などにさえ気をつけていれば、回復不可能なほどの大きな問題を惹き起す心配はなかったように思います。
しかし、“サイバーデブリ”は、ハッカーの標的になり、家庭のwifiを通じてPCなどがハッキングされる可能性もあるようですから、一瞬にして甚大な被害が生じ兼ねません。
科学技術の発達は、我々の生活を豊かにしてくれるという「正」の側面を有しますが、物事には同時に「負」の側面が存在することを忘れずに、それに対する手当てもしっかりと講じておきたいものですね。