★親権

 

未成年の子のいる夫婦が離婚をする場合、夫婦のどちらが親権を取得するのかを先に決める必要があります。

 

では、夫婦のどちらが親権を取得することになるのでしょうか?

 

この点については、夫婦の意思を基本としつつも、双方が親権の取得を望んだ場合、熾烈な争いになることも少なくありません。

 

最終的に夫婦のどちらが親権を取得するかはケース・バイ・ケースなので断定的なことは書けませんが、一般論としては、妻(母)が親権を取得するケースが多いといえます。

 

これは、夫がそもそも親権の取得を希望しないケースだけでなく、強く希望しているケースであっても、最終的には妻が親権を取得することが多いという意味です。

 

とりわけ、子が幼ければ幼いほど、その傾向は強いように思います。

 

つまり、夫が親権を取得することは、よほどの事情がない限り、現実問題としては難しいという印象です。

 

とはいえ、離婚事件の中には、夫が親権を取得しているケースも皆無ではありません。

 

・親権の取得は厳しそうだが、なんとかならないか?

・親権の取得は大丈夫だろうと思っているが、相手が強く希望しているため心配。

 

というような方は、ご自身のケースでどの程度親権を取得できるか(奪われないか)ということについて、その見立てを弁護士に聴いてみるのもいいと思います。

 

もちろん、弁護士の見立てもその時点での推測に過ぎませんから、絶対そうなるということではありませんが、経験豊富なプロの推測と一般の方の推測では、その精度が異なることは明らかでしょう。

 

なお、2026年には「共同親権」の制度が始まりますが、当面は様々な問題が生じるであろうことが予測されます(とりわけ、共同親権を希望する側と希望しない側の対立が激しい場合には問題が顕在化するものと考えています。)。

 

当職は、日々多くの離婚問題や男女問題に取り組んでいる弁護士として、その時々の状況の分析や情報収集等を通じて依頼者にとって最善の回答に辿り着くよう取り組んで参ります。